留学生の就職状況

留学生の就労ビザ申請状況


本日は、日本国内での外国人留学生の就職状況を見てみまみたいと思います。30年度文科省の資料を見ると、外国人留学生の就職現状は年々増えており、終了後のビザ取得のために「在留資格変更許可」を行った方は以下のように年々増加傾向にあります。

資料:文科省「平成30年、外国人留学生の就職促進について」

ただし、この表は日本の大学だけではなく、短期大学、高等専門大学、専修学校の留学生も含まれてます。つまり一般の大学だけではなく、技術や労働系の作業を学んだ方も含まれていることになり、大学で学び、大手でホワイトな職業を狙う方は参考にしてはいけないと思います。

大学(院)を卒業した留学生の就職状況


それでは大学、あるいは院を卒業した外国人留学生は実際どのような状況でしょうか。以下表は毎年大学或いは大学院を卒業する留学生がどれぐらい日本国内で就職をしたかを表していますのでご参考下さい。

資料:文科省「平成30年、外国人留学生の就職促進について」

如何でしょうか。毎年1~3%ずつ全体の割合から増えてますが、まだ約3割程度しか就職できてません。28年だと卒業生23,946人の中で、8,610人のみ就職をし、日本に残ったことになります。それでは、残りの15,336人はどこに行ってしまったのでしょうか。簡単に予想してみると以下のオプションになると思います。

①大学院などに進学する 
②母国に帰る(就職失敗により帰国)
③その他(母国に帰り家業を継ぐ、家がお金持ち)

資料:JASSO「平成28年度外国人留学生進路状況・学位授与状況調査結果」

それでは、①の大学院進学はどれぐらいになるのかを見てみましょう。先ずは同じ年を対象にした上の調査結果をご覧ください。国の調査によると平成28年に卒業した大学、或いは院生は3,479になり、それ以外は就職或いはその他のカテゴリーになってます。つまり卒業生の49%(約11,857人)が②と③に該当することになります。

確かに中には裕福な学生や、母国で就職するために帰国する卒業生もいると思います。ですが、現在日本で留学する学生の約9割が、中国・ベトナム・韓国・ネパールなど、アジア出身です。これらの国は経済力があっても国内の就職難に苦しんでおり、国によっては日本で働くと母国の何倍も稼げる人もいます。つまり、就職活動をせずに帰ることはあまり考えられないと思っており、結果的に就職活動を失敗する留学生は少なくとも4割以上いるという結論に達することになります。

油断せず今からしっかり準備しましょう

平成28年度、文科省調査では、国内の就職率は97.6%(日本人)だったようです。もしあなたが日本国内で勉強する留学生であり、就職を考えているのであれば、この事実を受け入れ、自分は日本人とは別枠だということを強く認識しながら、就活に挑むことをおすすめします。

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